椎間板症



A:最初に飲む漢方薬です(痛み・シビレなどの症状が完全になくなるまでお続けください)

痛みやシビレの期間がまだ短い方の基本処方
症状が長引いてなかなか治らない方へ

B:Aのいずれか漢方薬を飲んで、症状が完全になくなってから「仕上げ」に飲んでいただく漢方薬です。

症状が完全になくなってから「仕上げ」に飲んでいただく漢方薬です。

(1)椎間板症とは

椎間板は、脊柱(せぼね)を構成している「部品」の1つです。ヒトでは、背骨は、頚椎(首の部分の骨)7個、胸椎(胸の部分の背骨)12個、腰椎(腰の部分の背骨)5個、仙椎(骨盤の中の部分の骨)5個、尾椎(尾てい骨部分の骨)3~5個(人によって数が異なる)の計32~34個あります。それらの背骨と背骨の間にあるのが椎間板です。椎間板があることで、脊柱の前後や左右の運動を可能にしている働きと、足底からの衝撃が直接、頭へひびかないようクッションの働きをしています。
椎間板には、常に「圧力」(力学的負荷)がかかっています。加齢(早い人では十代後半)やストレスなどで、椎間板の中央部分の水分が減少して変性という現象(すなわち老化)が起こってきます。こうした老化現象などによって、椎間板のクッションとしての機能が低下すると、周りの神経を刺激したり、靭帯・関節・筋肉に負担がかかり、腰痛の原因になることがあります。こうした椎間板の変性による腰痛が生じた状態を椎間板症と呼びます。
ただし、MRIで椎間板に異常が見られたからといっても、必ずしも全例に症状が出るわけではありません。全く症状がないという方も少なからずいます。

(2)椎間板症の症状の特徴

症状は急性、慢性の腰痛です。特に前屈姿勢を取ると痛みが強くなることが多く、まれに、下肢(足)の症状や膀胱直腸症状(尿失禁や頻尿、排尿困難、便秘)を伴うことはまれです。
椎間板症は、レントゲンでも大きな異常が認められない事が多く、MRIという画像検査が必要となります。
つまり、「この状態であれば確実に椎間板症」といった明確な方程式があるものではなく、広義の意味で椎間板に何かしらの異常(症状)が見られる状態を指して言うようです。

(3)椎間板症と病名が付いた時の留意点

椎間板症とは、「椎間板に何らかの異常が起きていると考えられる状態一般」を指します。ですから、「椎間板症」というだけでは、「椎間板に何かが起こっているようだ」ということまでであり、具体的にどのような異常が起きているのかは、まだ見えてこないのです。ですから、大切なことは、「椎間板症」という診断名を覚えることではなく、「もっと具体的に、今、身体に何が起こっているのかを知ることです。

(4)椎間板症の治療法

治療法は、大きく3種類に分類されます。

  • 1.保存療法
  • 2.手術療法
  • 3.漢方療法
1.保存療法

治療は、鎮痛剤の内服やコルセットなどの保存療法が基本となります。

2.手術療法

ごくまれに、症状が強く仕事や日常生活に支障を来たす場合には、
手術が必要になる場合があります。




当商品は全ての方に効果があることを保証するものではありません。病気には、様々な症状・病状があり、効果には個人差があります。

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