黄色靭帯骨化症



A:最初に飲む漢方薬です(痛み・シビレなどの症状が完全になくなるまでお続けください)

痛みやシビレの期間がまだ短い方の基本処方
症状が長引いてなかなか治らない方へ

B:Aのいずれか漢方薬を飲んで、症状が完全になくなってから「仕上げ」に飲んでいただく漢方薬です。

症状が完全になくなってから「仕上げ」に飲んでいただく漢方薬です。

(1)黄色靭帯骨化症とは

手術には大きく二つの目的があります。
第一の目的は、現在の症状の進行をくい止めることです。
第二の目的は、現在の症状を少しでも軽くすることです。
この目的の方が第一の目的よりも重要なことですが、
残念ながらこの「症状の軽減」という目的が、
どの程度達成出来るのかは、術前には正確には予測できません。
症状の改善の程度は様々なものとなり、全く軽減しない場合も、少なくありません。

(2)黄色靱帯骨化症の症状の特徴

黄色靱帯骨化症は、胸椎の部分におきることが多く、その場合は黄色靱帯骨化症と呼びます。
黄色靱帯骨化症の症状は、初期症状として下肢の脱力やこわばり、しびれまた腰背部痛や下肢痛が出現します。痛みがない場合もあります。数百メートル歩くと少し休むといった間欠跛行(かんけつせいはこう)を来すこともあります。重症になると歩行困難となり、日常生活に障害を来す状態になります。

(3)黄色靱帯骨化症の治療法

20歳以上の人のほとんど全員に骨化が認められています。
しかし、骨化があっても、症状の内という人も、少なからずおり、
治療の対象となるのは、神経が圧迫されて症状が出現した場合のみです。
治療法は、大きく3種類に分類されます。

1.保存療法
安静臥床や消炎鎮痛剤の内服を行います。痛みが強い場合は硬膜外ブロックを行うこともあります。
2.手術療法
種々の治療法を組み合わせて経過を見ますが、神経症状の強い場合は手術を行います。
手術法としては、背中から行う胸椎後方到達法があります。この手術は全身麻酔下に腹臥位(うつ伏せの姿勢)で行います。
背中の真ん中に皮膚切開を行い、胸椎の両側に付着している筋肉をいったん左右に剥離します。
次に手術用顕微鏡を見ながら、胸椎の後方部分の骨を削り、脊髄の後外側方向から脊髄を圧迫している骨化病変を、
脊髄を圧迫しないようにしながら、慎重に削除する方法です。筋肉を出来るだけもとの形に戻し閉創(傷口を縫い合わせる)します。
病変の大きさにもよりますが、通常は3-4時間程度を要する手術です。頚椎後縦靭帯骨化症が合併している場合は、
症状を起こしている原因の部位を検査して、どちらが病気の主体をなしているか決定します。どちらかはっきりしない場合、
頚椎を先に手術することもあります。

手術は、脊髄に対する圧迫を取り除く手術です。手術の大部分は手術用顕微鏡を用いることにより、明るい術野のもとで実施することが出来ます。ですので、手術用顕微鏡を使用しない場合と比べて安全なものですが、それでも以下に述べるような合併症を起こす場合があります。

◎硬膜(胸椎の中で脊髄を包んでいる袋状の組織)の損傷、及びこの硬膜の中に含まれている
脳脊髄液が創部から体外へ漏れること。及びこれに引き続き生じる髄膜炎

◎胸椎及び靱帯の骨化病変を削除する際に使用する高速回転のドリルによる
脊髄・神経の損傷(損傷の程度により両下肢麻痺などが生じる)

◎術後の血腫形成による脊髄圧迫(両下肢麻痺の危険性)

◎創部感染

◎その他のまれな合併症として深部静脈血栓症。肺炎などの感染症など。



当商品は全ての方に効果があることを保証するものではありません。病気には、様々な症状・病状があり、効果には個人差があります。

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